不動産投資は自己資金いくら必要?〜サラリーマン大家を始められる人の条件〜

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はじめに

不動産投資は、スタート時にある程度の自己資金が必要です。

これこそが投資初心者の参入を阻む、一番の壁と言っても過言ではありません。

では具体的に、不動産投資をスタートする際には、いくらぐらいの自己資金が必要なのでしょうか。

自己資金はなぜ必要か?

不動産投資をする際に、なぜ自己資金が必要なのかというと、自己資金が潤沢にないと銀行は融資してくれませんし、フルローンで物件が購入できても、手数料も結構かかります。

要は自己資金がないと不動産投資物件は購入できません。

「物件はローンで買って、家賃収入で返済していけば良いのでは?」と思う方がいるかもしれませんが、これは大きな間違いです。

物件購入時には、物件価格だけで全ての取引が完了するわけではありません。

投資用物件に限らず、不動産を取得する際には各種諸費用を支払う必要があり、仲介手数料や司法書士報酬、火災保険料や各種税金などがこちらに当たります。

物件価格の3~5%程度が目安の諸費用は、現金で用意する必要があります。

また購入した中古不動産を賃貸に出すためには、リフォームが必須となるケースも少なくありません。

リフォーム費用についても、自己資金でまかなう必要があるのです。(リフォームローンもありますが)

投資用物件の購入でローンを利用する場合、融資はかなり厳しくなってきています。

事業への本気度を示すためにも、自己資金の準備重要なポイントと言えるでしょう。

私が不動産初心者におすすめしている戸建て投資を検討するのであれば、最低でも300万円程度からの自己資金を準備しておきたいところです。

自己資金を貯める効果的な方法とは?

不動産投資は魅力的ですが、やはりそれなりの自己資金が必要となります。

私のやり方ですが、まずクレジットカードやキャッシュレス決済はやめましょう。

アナログですが、しっかりと現金で支払うことで脳が痛みを感じます。

クレジットやキャッシュレス決済はこの脳の痛みを後回しにしたり軽減するので使い過ぎてしまうのです。

給料が振り込まれたら、

  • 私 6万(昼代、交通費、携帯代、小遣い)
  • 妻 1万5千円(小遣い)
  • 食費、雑費 6万

※光熱費は引き落とし

計13万5千円を現金にし、1ヶ月その現金で過ごします。

出かける時はレジャー費として下ろす時もありますが、使いすぎることはないです。

あとは、全部貯金してました。

あとは、絶対に毎月貯めるお金として給料を別口座に振り込んでもらってもいました。

このようにして、自己資金は、無理せずコツコツと地道に貯めていくのがおすすめです。

節約によって家計を引き締め、副業によって収入を増やしていくきましょう!

まず節約ですが、現在の住まいが賃貸であれば、住居費が安く済むように工夫をしましょう。

自由度が高い人でしたら、自己資金で家賃相場が低いエリアの格安戸建てを購入し、そこに引っ越すのもおすすめです。

実際に生活しながら、暮らしやすい環境になるよう、少しずつ手を加えていきましょう。

浮いた分の家賃は、自己資金に回します。

住居が手狭になってきたり、自己資金がある程度貯まったりしたタイミングで、新たな物件の購入を検討します。

自分たちは新しい物件に移ると共に、1軒目の住宅を賃貸に回しましょう。

これ、ヤドカリ族って言われてますけど、かなり安定的な投資手法だと思います!!

その物件の良いところや悪いところを、誰より詳しく知っている状態ですから、客付け業者にも色々物件の魅力を伝えられると思います。

住むところを確保しつつ投資物件を確保できる、おすすめの方法です。

もう1つ、副業によって収入を増やすことも、積極的に検討してみてください。

インターネットを使った気軽な副業は、今の時代、決して難しいことではありません。

自分の得意を副業にして、コツコツと貯めたお金を自己資金に回せば、これまでの生活を変化させることなく、不動産投資に挑戦できます。

自己資金がないなら、不動産投資には手を出さないのが賢明

不動産投資をしたいけれど、自己資金がない…。

こんなときには、「なんとかして自己資金を補填して、今すぐに投資をスタートさせたい!」と思いがちです。

しかし自己資金が足りていない状態で不動産投資をスタートするのには、リスクがあります。

不動産投資には急な出費はつきもの、その時に「資金がありません」では話になりません。

また、スルガショック以降、不動産投資を巡る融資の流れは一変しました。

これまでは、比較的スムーズに融資が通っていたような案件でも、厳しく審査されます。

まず、自己資金がなかったら相手にされません。

融資が通りにくいことが、自己資金の重要性を増している理由の一つでもあります。

金融機関の融資には波があり、緩い時期もあれば厳しい時期もあり、両者が周期的に巡っていますから、次に融資が緩むタイミングを待つのも一つの方法だと言えるでしょう。

何年後になるか分かりませんが・・・

まとめ

これから不動産投資をスタートしたいと思うのであれば、最低でも300万円の自己資金を準備するのがおすすめです。

自己資金が足りていない段階で無理に投資をスタートするよりも、「今は資金を貯める時期」と割り切って活動するのも良いでしょう。

自己資金の意味と目的を理解して、今必要な行動をしましょう。

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