目次
はじめに
不動産投資で成功するためには、優良物件を買うのがベストです。
しかし投資初心者にとっては、「まず優良物件の購入が難しい」という特徴があります。
気になる理由と共に、こうした状況の中でも、投資初心者が勝つためのポイントをお知らせします。
投資初心者に優良物件が回ってこない理由
投資初心者にとって優良物件購入は、決して簡単なことではありません。
なぜなら、不動産投資初心者のもとに、優良物件に関する情報は、ほとんど入ってこないからです。
また自分自身で優良物件情報をネットで見つけ、仲介業者にコンタクトを取っても、競合相手が多過ぎて現金買いや既に買付が入っているなど相手にしてもらえません。
なぜこのような事態に陥ってしまうかというと、不動産投資初心者との取引は、仲介業者にとって時間も取られるしリスクが高いものだからです。
- 本当に物件を購入できるお客さんかどうかわからない
- 売却後に、些細な点でクレームを入れられる可能性がある
- 契約成立直前でキャンセルされてしまうかもしれない
このようなリスクを負ってまで、仲介業者が優良物件を、わざわざ投資初心者に売却するメリットはありません。
仲介業者の顧客の中には「優良物件を購入したい不動産投資家」は数多く、仲介業者にとっての「良いお客さん」に売った方が、メリットは大きくなるでしょう。
ただし、こうした情報さえ頭に入れておけば、投資初心者であっても条件の良い物件を購入できるチャンスは広がります。
例えば、現金一括での物件購入を検討している場合、それを仲介業者に伝えるだけで、購入できる可能性はガッツリ高まるはずです。
地道なコネクション作りが成功の鍵
不動産投資初心者でも優良物件を購入するために、ポイントとなるのが業者さんとのコネクション作りです。
これまでの投資実績が乏しくても、仲介業者にとって「このお客さんなら信頼できる」と思われる存在になれれば、優良物件購入のチャンスも生まれてくるでしょう。
こんな風に思ってもらうためには、相手への配慮が必須となります。
仲介業者にとって不動産投資家は「お客様」ですが、その立場にあぐらをかかず、相手の立場に立った行動を心掛けてください。
また何も特別な行動をしなくても、何度も顔を出して、業者さんに顔を覚えてもらうのは効果的な方法です。
心理学では、何度も顔を合わせる人に対して親近感を抱きやすく、警戒心を解きやすくなることがわかっています。
どちらもすぐに結果が出る方法ではありませんから、地道に続けていくことが大切です。
いざ優良物件を紹介してもらえたときに、チャンスを逃さないよう準備しておきましょう。
大家同士の横のつながりもフル活用しよう
不動産投資初心者の時期に、上手に活用したいのが大家同士の横のつながりです。
大家同士のつながりでは、皆色々なセミナーや活動をしているのでかなり蜜な情報交換もできるし、信頼関係を構築できれば、そちらのルートで優良物件の紹介を受けられる可能性が大いにあります。
すでに仲介業者と良好な関係を築いている大家さんは、優良物件の紹介を受けることもあると思います。
実際に私も今までにたくさんの物件情報の紹介を受けましたし、私も自分がエリア外購入できないけど、良い物件を紹介したことがたくさんあります。
大家さんがつながりのある大家さんに、優良物件情報を流す大家さんも結構います。
仲介業者側も、「○○さんの知り合いなら」ということで、売ってくれる可能性がアップします。
銀行周りも同様です。
銀行でアポなしで行くのはご法度で、電話でアポとる方法もありますが、1番は知り合いの大家さんか仲介業者に紹介してもらうのが一番良いです!!
アポなし < 電話アポ < 紹介
こんな感じです。
またこれから先、業者とのコネクション作りがうまくいけば、優良物件を紹介される立場になれるかもしれません。
この場合、業者から紹介された物件を断ってばかりだと、いずれ相手にされなくなってしまいます。
このような場面においても、大家同士の横のつながりは役に立ちます。
たとえ自分が物件を購入できなくても、自分が紹介した信頼できる誰かが購入してくれれば、業者との良好な関係をキープできます。
↑これ結構重要ポイントだと思います。
まとめ
投資初心者が優良物件をつかむのは、そう簡単なことではありません。
しかし「なぜ難しいのか?」を知った上で、適切な対策を講じられれば、可能性はゼロではありません。
業者との関係性や大家同士のつながり、つまり「人脈」を大切に育てて、自分にとって必要な情報を得られるように成長していきましょう。
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